停止たちど)” の例文
或日の夕暮、一人の若い品のい洋服の紳士が富岡先生の家の前えに停止たちどまって、しきりと内の様子をうかがってはもじもじしていたが遂に門をはいって玄関先に突立つったって
富岡先生 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
貴郎あなたわたしのおねがひかなへて下すつて。』と言はれて気がき、銀之助は停止たちどまつた。
節操 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)