そうらい)” の例文
留むれば手前の働き皆脱けそうらいて、人に斬られ可申もうすべく候。敵に心を置けぱ敵に心をとられ、我身に心を置けば我身に心をとられ候——これ皆心の留まりて手前の脱け申により可申候
鍵屋の辻 (新字新仮名) / 直木三十五(著)