保母ほぼ)” の例文
「ここでは、いつも、どんなあそびをするんですか。」と、くろふくをきた役人やくにんは、保母ほぼさんに、いていました。
托児所のある村 (新字新仮名) / 小川未明(著)
反抗児ではないかとの心配があったが、保母ほぼさんがよかったせいか、大した動きはなかった。反面盲従派もうじゅうはとでもいうか、喜びもせず悲しみもせず、流れに従って流れるままである。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
そして、保母ほぼむすめさんは、ひたいにあせをにじませて、子供こどもたちにとりまかれて、やすんでいました。
托児所のある村 (新字新仮名) / 小川未明(著)
わたしたちがいなくなると、あんなに、子供こどもたちが保母ほぼさんをとりまいて、元気げんきよく、さわいでいるじゃありませんか。かきさんの、おっしゃることにも、真理しんりがあるわ。
托児所のある村 (新字新仮名) / 小川未明(著)