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依嘱
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たのま
ふりがな文庫
“
依嘱
(
たのま
)” の例文
旧字:
依囑
社長は松尾儀助氏で、右の若井兼三郎氏は重役といった所で、まあ松尾氏の番頭さんのような格でありました。この若井氏から私が鶏の彫刻を
依嘱
(
たのま
)
れたのであった。
幕末維新懐古談:56 鶏の製作を引き受けたはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
同じ様な事あり
畢竟
(
ひっきょう
)
何故
(
なにゆえ
)
とも
分明
(
わか
)
らねど世間に知れれば
当楼
(
このうち
)
の
暖簾
(
のれん
)
に
疵
(
きず
)
が
付
(
つく
)
べし、この事は
当場
(
このば
)
ぎり他言は御無用に願うと、
依嘱
(
たのま
)
れ
畏々
(
おそるおそる
)
一
(
ひ
)
ト
夜
(
よ
)
を
明
(
あか
)
したる事ありと、僕に話したが
昔時
(
むかし
)
の
武辺者
(
ぶへんしゃ
)
に
枯尾花
(新字新仮名)
/
関根黙庵
(著)
“依嘱”の意味
《名詞》
依嘱(いしょく)
他人に依って頼むこと。他人を頼ること。
(出典:Wiktionary)
依
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
嘱
常用漢字
中学
部首:⼝
15画
“依”で始まる語句
依
依怙地
依然
依頼
依怙
依怙贔屓
依而
依田学海
依網
依代