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伺候
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しかう
ふりがな文庫
“
伺候
(
しかう
)” の例文
一夜
(
いちや
)
幼君
(
えうくん
)
燈火
(
とうくわ
)
の
下
(
もと
)
に
典籍
(
てんせき
)
を
繙
(
ひもと
)
きて、
寂寞
(
せきばく
)
としておはしたる、
御耳
(
おんみゝ
)
を
驚
(
おどろ
)
かして、「
君
(
きみ
)
、
密
(
ひそか
)
に
申上
(
まをしあ
)
ぐべきことの
候
(
さふらふ
)
」と
御前
(
ごぜん
)
に
伺候
(
しかう
)
せしは、
君
(
きみ
)
の
腹心
(
ふくしん
)
の
何某
(
なにがし
)
なり。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
依
(
よ
)
つて
御前
(
ごぜん
)
に
伺候
(
しかう
)
すれば、
其座
(
そのざ
)
に
御親類
(
ごしんるゐ
)
揃
(
そろ
)
はせられ
威儀
(
ゐぎ
)
堂々
(
だう/\
)
として
居流
(
ゐなが
)
れ
給
(
たま
)
ふ。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“伺候”の意味
《名詞》
伺 候(しこう)
貴人のそば近く奉仕すること。
目上の人の御機嫌伺いに行くこと。
(出典:Wiktionary)
伺
常用漢字
中学
部首:⼈
7画
候
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
“伺候”で始まる語句
伺候者