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伏臥
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うつぶし
ふりがな文庫
“
伏臥
(
うつぶし
)” の例文
どうも変さな、何でも
伏臥
(
うつぶし
)
になって居るらしいのだがな、眼に
遮
(
さえ
)
ぎるものと云っては、唯
掌大
(
しょうだい
)
の地面ばかり。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
抜足をして障子の
間隙
(
ひずみ
)
から内を
窺
(
のぞい
)
てはッと顔※お勢が
伏臥
(
うつぶし
)
になッて泣……い……て……
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
好
(
よ
)
し一つ頭を
捻向
(
ねじむ
)
けて
四下
(
そこら
)
の
光景
(
ようす
)
を視てやろう。それには丁度
先刻
(
さっき
)
しがた眼を覚して例の
小草
(
おぐさ
)
を
倒
(
さかしま
)
に
這降
(
はいおり
)
る蟻を視た時、
起揚
(
おきあが
)
ろうとして
仰向
(
あおむけ
)
に
倒
(
こ
)
けて、
伏臥
(
うつぶし
)
にはならなかったから、勝手が
好
(
い
)
い。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
“伏臥”の意味
《名詞》
うつ伏せに寝ること。
(出典:Wiktionary)
伏
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
臥
漢検準1級
部首:⾂
8画
“伏”で始まる語句
伏
伏見
伏目
伏屋
伏兵
伏勢
伏木
伏在
伏眼
伏拝