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他様
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ほかさま
ふりがな文庫
“
他様
(
ほかさま
)” の例文
旧字:
他樣
所が今日はお前様の
身体
(
からだ
)
が
汚
(
けが
)
れてゐるから、
他様
(
ほかさま
)
はお出でがない、そこで
遣
(
や
)
つて来ましたぢや。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
お
庇様
(
かげさま
)
で、ここん処、ずっと売切っております。いえ、お場所は出来ます。いえ、決して無理はいたしません。そのかわり、
他様
(
ほかさま
)
と
入込
(
いれご
)
みで、ご不承を願うかも知れません。
白花の朝顔
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「いやいや。——
他様
(
ほかさま
)
なら知らぬことですが、こちらのお館と、六波羅様との間がらなら」
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
股
(
もも
)
ッたア出すなッてえ、
肥満
(
ふと
)
った
乳母
(
おんば
)
どんが
焦
(
じれ
)
ッたがりゃしめえし、厭味ッたらしい言分だが、そいつも承知で乗ってるからにゃ、
他様
(
ほかさま
)
の足を踏みゃ、
引摺下
(
ひきずりおろ
)
される御法だ、と往生してよ。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
他
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“他”で始まる語句
他
他人
他所
他人事
他家
他愛
他処
他事
他国
他目