仕形しかた)” の例文
と差配になったのが地声で甲走かんばしった。が、それでも、ぞろぞろぞろぞろと口で言い言い三人、指二本で掻込かっこ仕形しかた
陽炎座 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
背負しょつてる絵を見る)むゝ、其処そこで、(仕形しかたしつゝ)とつて面白がつて居たんだな。ところで、俺がう近く来たから、怒られやしないかと思つて、其の悪戯いたずらめたんだ。
紅玉 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
(背負ってる絵を見る)むむ、そこで、(仕形しかたしつつ)とやって面白がっていたんだな。処で、俺がこう近くに来たから、怒られやしないかと思って、その悪戯いたずらめたんだ。
紅玉 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)