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仕度
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じたく
ふりがな文庫
“
仕度
(
じたく
)” の例文
男は水を飲んでしまつて、三人に眼で知らせると、三人はすぐに帰り
仕度
(
じたく
)
をはじめました。さあ、これからがお話です。
赤い杭
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
そう
言
(
い
)
われた
時
(
とき
)
に、
私
(
わたくし
)
は
何
(
なに
)
やら
少
(
すこ
)
し
心細
(
こころぼそ
)
く
感
(
かん
)
じましたが、それでもすぐに
気
(
き
)
を
取
(
と
)
り
直
(
なお
)
して
旅
(
たび
)
仕度
(
じたく
)
を
整
(
ととの
)
えました。
私
(
わたくし
)
のその
時
(
とき
)
の
旅
(
たび
)
姿
(
すがた
)
でございますか……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
ある日、仕事を終えて帰り
仕度
(
じたく
)
をしていると、労働組合の同志の中村がぶらりと
訪
(
たず
)
ねて来た。ちょっと話がある、と彼はいうのだ。二人は肩を並べて事務所を出た。
癩
(新字新仮名)
/
島木健作
(著)
その間にきっと初雪がある、との注意で冬
仕度
(
じたく
)
をしてでかけたら、あちらの人々はまだみんな合着で、札幌の街をマフラー姿で歩いた最初の人間が、私ということになった。
望郷:――北海道初行脚――
(新字新仮名)
/
服部之総
(著)
式が済んでみんなはもう帰り
仕度
(
じたく
)
をした。けれど私はまだ観念がしきれずにぼんやりと立っていた。するとそこへ、教師がやって来て、普通の免状と優等賞状との二枚を鼻先に見せびらかした。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
“仕度”で始まる語句
仕度三昧