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人麻呂
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ひとまろ
ふりがな文庫
“
人麻呂
(
ひとまろ
)” の例文
文字は我々を征服する代りに、我々のために征服されました。私が昔知っていた土人に、
柿
(
かき
)
の
本
(
もと
)
の
人麻呂
(
ひとまろ
)
と云う詩人があります。
神神の微笑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
(本を取り上げて開ける)……えゝと、(朗読)
人麻呂
(
ひとまろ
)
。ぬばたまの黒髪山の
山菅
(
やますげ
)
に、小雨降りしき、しくしく思ほゆ。……ぬばたまのは枕言葉。
浮標
(新字旧仮名)
/
三好十郎
(著)
僕はああ云ふ風流を
弄
(
もてあそ
)
びたくない。僕の尊敬する東洋趣味は、(前の東洋種と混合してはいけない)
人麻呂
(
ひとまろ
)
の歌を生み、
玉畹
(
ぎよくゑん
)
の蘭を生み、
芭蕉
(
ばせを
)
の句を生んだ精神である。
東西問答
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
寧
(
むし
)
ろ
人麻呂
(
ひとまろ
)
以来の短歌であり、
芭蕉
(
ばせを
)
以来の俳句である。それを小説や戯曲ばかり幅を
利
(
き
)
かせてゐるやうに
誣
(
し
)
ひられるのは少くとも善良なる僕等には甚だ迷惑と言はなければならぬ。
変遷その他
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“人麻呂(
柿本人麻呂
)”の解説
柿本 人麻呂(かきのもと の ひとまろ)、斉明天皇6年(660年)頃 - 神亀元年(724年)3月18日)は、飛鳥時代の歌人。名は「人麿」とも表記される。後世、山部赤人と共に歌聖と呼ばれ、称えられている。三十六歌仙の一人で、平安時代からは「人丸」と表記されることが多い。
(出典:Wikipedia)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
麻
常用漢字
中学
部首:⿇
11画
呂
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
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