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京阪
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かみがた
ふりがな文庫
“
京阪
(
かみがた
)” の例文
金剛寺坂の若松屋惣七の屋敷へ行ってみると若松屋惣七と紙魚亭主人の麦田一八郎とが、
京阪
(
かみがた
)
へ行くまえにちょっと帰って来ていた。
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
西依
(
にしより
)
成斎は肥後生れの儒者で、京都の望楠書院で鳴らし、摂津の
今津
(
いまづ
)
へも十年ばかり住むでゐて
弟子取
(
でしとり
)
をしてゐたので、
京阪
(
かみがた
)
ではよく名前が通つてゐる。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
今の私には、その氣持ちがかなりはつきり理解できるが、當時は、それを怜悧な保身術と解し、
京阪
(
かみがた
)
の人間としての本性と
結
(
むす
)
びつけて考へない
譯
(
わけ
)
にいかなかつた。
「鱧の皮 他五篇」解説
(旧字旧仮名)
/
宇野浩二
(著)
わざと
京阪
(
かみがた
)
言葉のまねをして、
箸
(
はし
)
のさきにつけたこのわたを舌の上にたらす。
旧聞日本橋:11 朝散太夫の末裔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
考
(
かんが
)
へると、(をかしてならん。)と
一寸
(
ちよつと
)
京阪
(
かみがた
)
の
言葉
(
ことば
)
を
眞似
(
まね
)
る。
串戲
(
じようだん
)
ではない。
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
『
京阪
(
かみがた
)
では、大高、潮田、中村勘助、こう三名は元よりの大丈夫。岡野、小野寺のせがれも二心はござるまい。江戸には堀部
父子
(
おやこ
)
、奥田孫太夫、田中貞四郎、倉橋伝助、これ等はたしかに同心の者』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
麻布十番の馬場やしきの
家
(
うち
)
へ、お高を置きざりにして
京阪
(
かみがた
)
へ行くときに持って出たものらしいが、磯五にしても、はっきりしないのだった。
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
お高は、磯五と、その旅の
武士
(
さむらい
)
との関係が気になって、磯五が
京阪
(
かみがた
)
で何をしたのか、早く聞きたくてならなかった。磯五は、何もいわないのだ。
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
“京阪”の意味
《固有名詞》
京 阪(けいはん)
京都 - 大阪の略。
(出典:Wiktionary)
京
常用漢字
小2
部首:⼇
8画
阪
常用漢字
小4
部首:⾩
7画
“京阪”で始まる語句
京阪地
京阪成金
京阪流箱寿司