“五個”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いつつ57.1%
ごか28.6%
ごゝ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
凄い寂しい車塚の郷の、三軒の廃屋の真ん中の家の、黄昏たそがれのように暗い部屋の中に、人形ひとがたを完全に備えている、五個いつつ木乃伊ミイラが並んでいた。
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
現に誰も知っている一例を挙げれば、肥後ひごの山奥にある五個ごかしょうです。壇の浦でほろびた平家の残党はの山奥に身を隠して、其後そのご何百年の間、世間には知られずに別天地を作っていました。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
それといふ合圖あひづしたに、一、二、三、同時どうじ五個ごゝ爆裂彈ばくれつだんかぜつて落下らつかした。