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事欠
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ことか
ふりがな文庫
“
事欠
(
ことか
)” の例文
したればこそ、おまんまに
事欠
(
ことか
)
かなかったんだし、それに井戸掘りがなけりゃ、誰も水が呑めやせん。水が呑めなければ、飯がのどへ通るかい
未来の地下戦車長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
思がけず路に落して、
大
(
おほい
)
に台所道具に
事欠
(
ことか
)
きし、経営惨憺
仇
(
あだ
)
ならず、心なき草も、あはれとや繁りけん。
草あやめ
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
大杉は一時は
米塩
(
べいえん
)
にも
事欠
(
ことか
)
いた苦境に
苦
(
くるし
)
んでいた事もあったが、最後の柏木に落付いた時は八十円の家賃を払い、奉公人も置き、夫婦から児供までが洋装でかなり贅沢な生活をしていた。
最後の大杉
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
取付けて貰って天の恵みと喜んでいるし、今福嬢までが何がうれしいか喜んでいる。するに
事欠
(
ことか
)
いて君は、恋敵の弱点であるところの生れつき弱い心臓を
心臓盗難:烏啼天駆シリーズ・2
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
駆
(
か
)
けつけてみると、本庁は上を下への大騒ぎだった。
殺
(
や
)
られる人に
事欠
(
ことか
)
いて、総監閣下が
苟
(
かりそ
)
めの機会から
非業
(
ひごう
)
の死を
遂
(
と
)
げたというのだから、これは大変なことである。
赤外線男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
欠
常用漢字
小4
部首:⽋
4画
“事”で始まる語句
事
事情
事件
事実
事柄
事業
事實
事故
事蹟
事毎