“乾煙草”の読み方と例文
読み方割合
ほしたばこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山中の静寂しじまにも、とりの声すらしなかった。風もなく、りつくような炎日なのだ。灌木の葉は皆、合歓ねむのようにしぼんでいるか、乾煙草ほしたばこのように、からからになっていた。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)