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乾固
ふりがな文庫
“乾固”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひかた
33.3%
ひかたま
33.3%
ほしかた
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひかた
(逆引き)
手を消毒する薬液は愚か、血を洗う水さえ取りに行く
隙
(
ひま
)
が無かったので、私の両手の指は真黒く
乾固
(
ひかた
)
まった血の手袋のために、折曲りが利かなくなった。一つには非常な寒さのせいであったろう。
戦場
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
乾固(ひかた)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひかたま
(逆引き)
秋の頃、黄色い粉を吐いた花の
乾固
(
ひかたま
)
った死骸や、小さく黒く見える実や、それも僅かに彼方の枝に二つ、
此方
(
こちら
)
の枝に一つある位で他に
一片
(
ひとひら
)
の葉の影も止めていなかった。
越後の冬
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
乾固(ひかたま)の例文をもっと
(1作品)
見る
ほしかた
(逆引き)
こんなものをよこされては溜まらんね。オットどっこい、また来た。今度は
数
(
かず
)
の
子
(
こ
)
だ。
乾固
(
ほしかた
)
まって塩の辛い
奴
(
やつ
)
を
碌
(
ろく
)
に塩出しもしないで
拵
(
こしら
)
えるから
消化
(
こな
)
そうと思っても消化れない。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
乾固(ほしかた)の例文をもっと
(1作品)
見る
乾
常用漢字
中学
部首:⼄
11画
固
常用漢字
小4
部首:⼞
8画
“乾”で始まる語句
乾
乾児
乾坤
乾分
乾物
乾燥
乾酪
乾坤一擲
乾干
乾草
“乾固”のふりがなが多い著者
村井弦斎
夢野久作
小川未明