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乱行
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らんぎやう
ふりがな文庫
“
乱行
(
らんぎやう
)” の例文
旧字:
亂行
寝台
(
ねだい
)
の上のマドレエヌは肺患で死に瀕して居る。モリエエルが見舞に来て話の
序
(
ついで
)
に細君の
乱行
(
らんぎやう
)
に
就
(
つい
)
て歎息する。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
此人の
乱行
(
らんぎやう
)
の一ツを
言
(
いは
)
ば、
叔父
(
をぢ
)
たる大納言
国経卿
(
くにつねきやう
)
は
年老
(
としおい
)
、
叔母
(
をば
)
たる北の方は年若く
業平
(
なりひら
)
の
孫女
(
まごむすめ
)
にて
絶世
(
ぜつせい
)
の
美人
(
びじん
)
なり。時平是に
恋々
(
れん/\
)
す、
夫人
(
ふじん
)
もまた
夫
(
をつと
)
の
老
(
おい
)
たるを
嫌
(
きら
)
ふの心あり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
此人の
乱行
(
らんぎやう
)
の一ツを
言
(
いは
)
ば、
叔父
(
をぢ
)
たる大納言
国経卿
(
くにつねきやう
)
は
年老
(
としおい
)
、
叔母
(
をば
)
たる北の方は年若く
業平
(
なりひら
)
の
孫女
(
まごむすめ
)
にて
絶世
(
ぜつせい
)
の
美人
(
びじん
)
なり。時平是に
恋々
(
れん/\
)
す、
夫人
(
ふじん
)
もまた
夫
(
をつと
)
の
老
(
おい
)
たるを
嫌
(
きら
)
ふの心あり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
モリエエルと第二の夫人アルマンとの恋を具体化し、アルマンの
乱行
(
らんぎやう
)
に対する文豪の煩悶を主として
描
(
ゑが
)
かうとした為、
却
(
かへつ
)
て偉大なモリエエルの
他
(
た
)
の雑多な性格、例へば
其
(
その
)
冷静な哲学者的な方面
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“乱行”で始まる語句
乱行者
乱行狼藉