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九日目
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こゝのかめ
ふりがな文庫
“
九日目
(
こゝのかめ
)” の例文
おう/\と
声
(
こゑ
)
をかけ
合
(
あ
)
つて
纔
(
わづか
)
に
未
(
ま
)
だ
人種
(
ひとだね
)
の
世
(
よ
)
に
尽
(
つ
)
きぬのを
知
(
し
)
るばかり、八
日
(
か
)
を八百
年
(
ねん
)
と
雨
(
あめ
)
の
中
(
なか
)
に
籠
(
こも
)
ると
九日目
(
こゝのかめ
)
の
真夜中
(
まよなか
)
から
大風
(
たいふう
)
が
吹出
(
ふきだ
)
して
其
(
その
)
風
(
かぜ
)
の
勢
(
いきほひ
)
こゝが
峠
(
たうげ
)
といふ
処
(
ところ
)
で
忽
(
たちま
)
ち
泥海
(
どろうみ
)
。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
九
常用漢字
小1
部首:⼄
2画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“九日”で始まる語句
九日
九日路