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主命
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しゅめい
ふりがな文庫
“
主命
(
しゅめい
)” の例文
という
幕
(
まく
)
かげの答え。
主命
(
しゅめい
)
によって、いまそこへ、
控
(
ひか
)
えたばかりの
福島市松
(
ふくしまいちまつ
)
、一
箇
(
こ
)
の
鎧櫃
(
よろいびつ
)
をもって、秀吉と
伊那丸
(
いなまる
)
の中央にすえた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
日頃田崎と仲のよくない
御飯焚
(
ごはんたき
)
のお
悦
(
えつ
)
は、田舎出の迷信家で、顔の色を変えてまで、お狐さまを殺すはお
家
(
いえ
)
の
為
(
た
)
めに不吉である事を説き、田崎は
主命
(
しゅめい
)
の尊さ
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
かれは徳川家の
伊賀衆隠密組
(
いがしゅうおんみつぐみ
)
の
組頭
(
くみがしら
)
で、かつて
富士
(
ふじ
)
の
人穴城
(
ひとあなじょう
)
へ、じぶんが
主命
(
しゅめい
)
でようすをさぐりにいったとき、はじめてその名を知った男だ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
主命
(
しゅめい
)
である。主君の行動だ。いささかの自我もここではゆるされない。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
命
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“主”で始まる語句
主
主人
主婦
主家
主水
主翁
主従
主題
主君
主税