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世音
ふりがな文庫
“世音”の読み方と例文
読み方
割合
せおん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せおん
(逆引き)
時により、そんな
世音
(
せおん
)
も、心ある者には、北条治下の世の将来に、安からぬ予感をいだかせていたには違いない。亀ヶ谷寿福寺の一禅僧が、画賛の詩に
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
明日知れぬおそろしい
世音
(
せおん
)
の暗い風が——そのままここ
揚子江
(
ようすこう
)
に近い夜空いちめんな星の色にも不気味な
凄涼
(
せいりょう
)
の感を
墨
(
すみ
)
のごとく流している今夜であった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
閑
(
しず
)
かなお
主
(
あるじ
)
の姿とちがって、老臣の彼のひとみには、戦下の
世音
(
せおん
)
が、ギラギラと
爛
(
ただ
)
れている。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
世音(せおん)の例文をもっと
(3作品)
見る
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
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