“上澄”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
うはずみ33.3%
うわず33.3%
うわずみ33.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“上澄”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 地理・地誌・紀行 > アジア25.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
——深川ふかがはくるま永代えいたいさないのを見得みえにする……とつたもので、上澄うはずみのいゝところつてかすゆづる。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ゆゑに前後不覚に渇する者能くこれを買ふべし、その渇のいゆるに及びては、玉漿なりとして喜びきつせしものは、と下水の上澄うはずみに過ぎざるを悟りて、痛恨、痛悔すといへども、彼は約の如く下水の倍量をばその鮮血にしぼりその活肉に割きて以て返さざるべからず。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
心の上澄うわずみは妙におどおどとあわてている割合に、心の底は不思議に気味悪く落ちついていた。
生まれいずる悩み (新字新仮名) / 有島武郎(著)
そうしたあげくのはて、過労と栄養失調、風邪から肺炎と、トントン拍子のうまいコースで、ろくすっぽ娘らしい楽しさも味わわず、人生という盃から、ほんの上澄うわずみを飲んだだけで、つまらなくあの世へ行ってしまった。
春雪 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
濁って濁って、そのうちに、だんだん澱粉でんぷんが下に沈み、少しずつ上澄うわずみが出来て、やっと疲れて眼がさめる。
女生徒 (新字新仮名) / 太宰治(著)
その麹の中へ水を汲み込みそれをよく攪ぜて置き、そうしてその上澄うわずみからだんだん汲んで行くもあれば、またそのかすを絞り取って汁だけ売るのもある。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)