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上澄
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うわず
ふりがな文庫
“
上澄
(
うわず
)” の例文
心の
上澄
(
うわず
)
みは妙におどおどとあわてている割合に、心の底は不思議に気味悪く落ちついていた。それは君自身にすら物すごいほどだった。
生まれいずる悩み
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
上澄
(
うわず
)
みどころか、人生という盃から、柚子は
滓
(
おり
)
も
淀
(
よど
)
みも、みな飲みほし、幸福な感情に包まれて死んだことがわかり、心に秘密を持っている娘というものは、どれほど忍耐強く、また
春雪
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ほんの
上澄
(
うわず
)
みを飲んだだけで、つまらなくあの世へ行ってしまった。
春雪
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
澄
常用漢字
中学
部首:⽔
15画
“上”で始まる語句
上
上手
上下
上方
上海
上衣
上野
上総
上人
上﨟