“三婆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんばゝ50.0%
さんばゞ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
させても役に立ける此感應院は兼てよりお三婆さんばゝとは懇意こんいにしけるが或時寶澤をよびて申けるは其方そち行衣ぎやうえ其外ともあかつきし物をもちお三婆の方へ參り洗濯せんたく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
少し私しへ下さるべしとこひけるに感應院其方そのはうのむならば勝手かつてに呑べしと云ふ否々いや/\私しはいかでか酒は用ひ申べきお三婆さんばゝは常々私しを可愛かあいがりれ候へば少しいたゞきてかれに呑せたしといふ感應院これを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
玉之助といひ幼年にて父母に別れ紀州きしう名草郡なぐさごほり平野村の山伏やまぶし感應院の弟子となり名を寶澤はうたくと改め十二歳の時お三婆さんばゞ縊殺しめころし御墨附短刀をうばひ取十三歳にして師匠ししやう感應院を毒殺どくさつし十四歳の時村中を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)