三婆さんばゝ)” の例文
させても役に立ける此感應院は兼てよりお三婆さんばゝとは懇意こんいにしけるが或時寶澤をよびて申けるは其方そち行衣ぎやうえ其外ともあかつきし物をもちお三婆の方へ參り洗濯せんたく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
少し私しへ下さるべしとこひけるに感應院其方そのはうのむならば勝手かつてに呑べしと云ふ否々いや/\私しはいかでか酒は用ひ申べきお三婆さんばゝは常々私しを可愛かあいがりれ候へば少しいたゞきてかれに呑せたしといふ感應院これを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)