トップ
>
万感
ふりがな文庫
“万感”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ばんかん
66.7%
まんかん
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばんかん
(逆引き)
忠左衛門と内蔵助と、
何方
(
どちら
)
も、ことば数の少い者同士が、
二言
(
ふたこと
)
三言に、
万感
(
ばんかん
)
を語りあっていると、九郎兵衛は用ありげに、その間に広間の方へ立ち去っていた。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
万感
(
ばんかん
)
胸に迫って、むしろなんの感慨もないにひとしい。端座してしずかに庭のほうを眺めやると、
築山
(
つきやま
)
の下に大きな
白膠木
(
ぬるで
)
のもみじがあって、風が吹くたびにヒラヒラと枯葉を飛ばす。
顎十郎捕物帳:11 御代参の乗物
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
万感(ばんかん)の例文をもっと
(2作品)
見る
まんかん
(逆引き)
それよりは心を静め思いを転じて、
生
(
いき
)
ながら死せる気になり、
万感
(
まんかん
)
を排除する事に
勉
(
つと
)
めしかば宿屋よりも獄中の夢安く、翌朝
目覚
(
めざ
)
めしは他の監房にて既に食事の
済
(
す
)
みし頃なりき。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
万感(まんかん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“万感”の意味
《名詞》
万感(ばんかん)
さまざまな思いや感じ。
(出典:Wiktionary)
万
常用漢字
小2
部首:⼀
3画
感
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“万”で始まる語句
万
万一
万歳
万事
万年青
万更
万斛
万々
万屋
万端
“万感”のふりがなが多い著者
福田英子
久生十蘭
吉川英治