“ばんかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
万感40.0%
万巻20.0%
万竿20.0%
万艱20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万感(ばんかん)胸に迫って、むしろなんの感慨もないにひとしい。端座してしずかに庭のほうを眺めやると、築山(つきやま)の下に大きな白膠木(ぬるで)のもみじがあって、風が吹くたびにヒラヒラと枯葉を飛ばす。
ケダシ士君子(しくんし)万巻(ばんかん)ヲ読破スルモマタ須(すべか)ラク廟堂ニ登リ山川(さんせん)ヲ看(み)交(まじわり)ヲ海内(かいだい)名流ニ結ブベシ。然ル後気局(ききょく)見解自然ニ濶大(かつだい)ス、良友ノ琢磨(たくま)ハ自然ニ精進(せいしん)ス。
小説作法 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
それが暗の中に万竿(ばんかん)の青(せい)をつらねて、重なり合つた葉が寒さうに濡(ぬれ)て光つてゐる。
京都日記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
倔強(くっきょう)なるもの僅かに二人のみ万艱(ばんかん)を排して始めてその目的を達して来訪せられしに遇(あ)いしかば、予はその当時の病状を決して他に告ぐるなからんことを誓(ちか)いおきしに