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万感
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ばんかん
ふりがな文庫
“
万感
(
ばんかん
)” の例文
忠左衛門と内蔵助と、
何方
(
どちら
)
も、ことば数の少い者同士が、
二言
(
ふたこと
)
三言に、
万感
(
ばんかん
)
を語りあっていると、九郎兵衛は用ありげに、その間に広間の方へ立ち去っていた。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
万感
(
ばんかん
)
胸に迫って、むしろなんの感慨もないにひとしい。端座してしずかに庭のほうを眺めやると、
築山
(
つきやま
)
の下に大きな
白膠木
(
ぬるで
)
のもみじがあって、風が吹くたびにヒラヒラと枯葉を飛ばす。
顎十郎捕物帳:11 御代参の乗物
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“万感”の意味
《名詞》
万感(ばんかん)
さまざまな思いや感じ。
(出典:Wiktionary)
万
常用漢字
小2
部首:⼀
3画
感
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“万”で始まる語句
万
万一
万歳
万事
万年青
万更
万斛
万々
万屋
万端