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一艘
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いっぱい
ふりがな文庫
“
一艘
(
いっぱい
)” の例文
こんな小さな
家
(
うち
)
だって、これは
譬
(
たと
)
えば、電気の
釦
(
ぼたん
)
だ。
捻
(
ひね
)
る、押すか、一たび指が動けば、横浜、神戸から大船が
一艘
(
いっぱい
)
、波を切って煙を
噴
(
は
)
くんだ。喝!
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
あいかわらず、この
体
(
てい
)
だ、といううちにも、
一昨々年
(
さきおととし
)
までは、台湾に
一艘
(
いっぱい
)
帆を揚げていたんだよ。ところが土地の大有力者が、妻に横恋慕をしたと思いたまえ。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
が、何の、これでは済まさない、一つ
風並
(
かざなみ
)
が直りさえすれば、
大連
(
だいれん
)
か、
上海
(
シャンハイ
)
か、
香港
(
ホンコン
)
、
新嘉坡
(
シンガポール
)
あたりへ大船で
一艘
(
いっぱい
)
、積出すつもりだ、と五十を越したろう、間淵が言います。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
艘
漢検1級
部首:⾈
15画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥