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一臠
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いちれん
ふりがな文庫
“
一臠
(
いちれん
)” の例文
何十年来シベリヤの空を
睨
(
にら
)
んで
悶々
(
もんもん
)
鬱勃
(
うつぼつ
)
した
磊塊
(
らいかい
)
を小説に托して洩らそうとはしないで、家常茶飯的の平凡な人情の紛糾に人生の
一臠
(
いちれん
)
を探して描き出そうとしている。
二葉亭追録
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
私は広く四方八方の
世人
(
せじん
)
に向こうて、まあ
嘘
(
うそ
)
と思って一度味わってみてください、と
絶叫
(
ぜっきょう
)
したい。私はけっして
嘘言
(
きょげん
)
は
吐
(
は
)
かない。どうかまずその肉の
一臠
(
いちれん
)
を
嘗
(
な
)
めてみてください。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
どうかまずその肉の
一臠
(
いちれん
)
を
嘗
(
な
)
めて見て下さい。
牧野富太郎自叙伝:02 第二部 混混録
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
臠
漢検1級
部首:⾁
25画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥