トップ
>
一握
>
いちあく
ふりがな文庫
“
一握
(
いちあく
)” の例文
おのれきものぬぎかへて
賤
(
しず
)
が
著
(
き
)
るつづりおりに似たる衣をきかへたり、
此
(
この
)
時扇
一握
(
いちあく
)
を
半井保
(
なからいたもつ
)
にたまひて曙覧にたびてよと仰せたり、おのれいへらく
曙覧の歌
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
形は
一握
(
いちあく
)
の中に隠るるばかりなれど、
能
(
よ
)
く遠くを望み得る力はほとほと神助と疑ふべく、筒は乳白色の
玉
(
ぎよく
)
もて造られ、
僅
(
わづか
)
に
黄金
(
きん
)
細工の金具を施したるのみ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
一握
(
いちあく
)
の砂を
示
(
しめ
)
しし人を忘れず
一握の砂
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“一握”の意味
《名詞》
片手の掌で握ること。また、その程度のわずかな量。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
握
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥