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一弁
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いちべん
ふりがな文庫
“
一弁
(
いちべん
)” の例文
ある時は
一弁
(
いちべん
)
の花に化し、あるときは
一双
(
いっそう
)
の
蝶
(
ちょう
)
に化し、あるはウォーヅウォースのごとく、一団の水仙に化して、心を
沢風
(
たくふう
)
の
裏
(
うち
)
に
撩乱
(
りょうらん
)
せしむる事もあろうが
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
一弁
(
いちべん
)
を仕舞ひ忘れて夕牡丹
六百五十句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
彼らは自然が彼らの前にもたらした恐るべき
復讐
(
ふくしゅう
)
の
下
(
もと
)
に
戦
(
おのの
)
きながら
跪
(
ひざま
)
ずいた。同時にこの復讐を受けるために得た互の幸福に対して、愛の神に
一弁
(
いちべん
)
の
香
(
こう
)
を
焚
(
た
)
く事を忘れなかった。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
弁
常用漢字
小5
部首:⼶
5画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥