トップ
>
一巡
>
ひとめぐり
ふりがな文庫
“
一巡
(
ひとめぐり
)” の例文
彼はそこの、
蓆
(
むしろ
)
の座席で田舎の兄さんの
脛
(
すね
)
や、娘さんのお尻にもまれながら、窮屈な思いをして、曲馬と軽業を
一巡
(
ひとめぐり
)
見物した。
猟奇の果
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
……
灰色
(
はひいろ
)
で
毛
(
け
)
の
禿
(
は
)
げた
古鼠
(
ふるねずみ
)
が、
八九疋
(
はつくひき
)
の
小鼠
(
こねずみ
)
をちよろ/\と
連
(
つ
)
れて
出
(
で
)
て、
日比谷
(
ひびや
)
を
一散歩
(
ひとさんぽ
)
と
言
(
い
)
つた
面
(
つら
)
で、
桶
(
をけ
)
の
輪
(
わ
)
ぐらゐに、ぐるりと
一巡
(
ひとめぐり
)
二三度
(
にさんど
)
して、すまして
又
(
また
)
縁
(
えん
)
の
下
(
した
)
へ
入
(
はひ
)
つて
行
(
ゆ
)
く。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
歳末の飾り
美々
(
びび
)
しい銀座街の夜を
一巡
(
ひとめぐり
)
歩いて
猟奇の果
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
“一巡”の意味
《名詞》
順番や巡回の箇所をひとまわりすること。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
巡
常用漢字
中学
部首:⼮
6画
“一巡”で始まる語句
一巡周