“一巡周”の読み方と例文
読み方割合
いちじゅんめぐ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうち燗徳利かんどくり頻繁ひんぱんに往来し始めたら、四方が急ににぎやかになった。野だ公は恭しく校長の前へ出てさかずきを頂いてる。いやな奴だ。うらなり君は順々に献酬けんしゅうをして、一巡周いちじゅんめぐるつもりとみえる。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)