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一寐入
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ひとねいり
ふりがな文庫
“
一寐入
(
ひとねいり
)” の例文
隊長、小頭の四人と配下の十六人とは、まだ夜の明けるに間があるから、
一寐入
(
ひとねいり
)
して起きようと云うので、快よく別れて寝床に
這入
(
はい
)
った。
堺事件
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
明日
(
あくるひ
)
は少し
熱
(
ねつ
)
がする。
頭
(
あたま
)
が
重
(
おも
)
いから
寐
(
ね
)
てゐた。
午飯
(
ひるめし
)
は
床
(
とこ
)
の
上
(
うへ
)
に起き直つて
食
(
く
)
つた。又
一寐入
(
ひとねいり
)
すると今度は
汗
(
あせ
)
が
出
(
で
)
た。気がうとくなる。そこへ威勢よく与次郎が
這入
(
はい
)
つて
来
(
き
)
た。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
寐
漢検1級
部首:⼧
12画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥