“大扉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおど66.7%
おおと11.1%
おおとびら11.1%
おほと11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつの間にやら二人は、土蔵の奥の一室に閉じ込められて恐ろしく巌丈がんじょう大扉おおど背後うしろとざされているのに気が付きました。
玄関は礼拝堂の左手にあって、もしその打戸環のついた大扉おおとそばに私服さえ見なかったならば、恐らく法水の夢のような考証癖は、いつまでも醒めなかったに違いない。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
大扉おおとびら今しまりけり除夜詣じょやもうで
五百五十句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
平次は默つてその行き着く先、土藏の大扉おほとの前に立ちました。