“ムク”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:むく
語句割合
40.0%
無垢20.0%
牟久20.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
籠城ロウジヤウノ衆ハ、一旦身命ヲ、勝頼方ヘ武恩トシテムクイ居リ候ヘバ、臆病ナルハイニハ準ズベカラズ、早々御馬ヲ寄セラル可候ベクソロ。信玄以来、鍛練ノ武勇手柄ノ程、御目ニ懸ケ可候ベクソロ。恐々謹言
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
俺ハ無垢ムクノ女ヲ凌辱リヨウジヨクシヨウトシタノダ‼
六白金星 (新字旧仮名) / 織田作之助(著)
是に其妻牟久ムクの木実と赤土ハニとを、其夫に授け給えば、其木の実をクイ破り、赤土を含みて唾き出し出し給えば、其大神呉公を咋破りて唾出すと思して、心にしく思して、ミネましき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
モシ君ガソノ地ニ於テ、ソノママ、富貴ヲ望ムナラバ、セメテ今日マデ、ムクイルコト薄キ自分トシテ、(自分のこと)ガ首級ヲ贈ッテ、君ノ全功ヲ陰ナガラ祷リタイト思ウ。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)