“マハラージャ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
国王20.0%
国王陛下20.0%
父王20.0%
大国王20.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
已むなく大使館では印度総督ヴァイスロイ及びヴィルプール国王マハラージャや同国首相らの意見を徴する間、便宜上大使官邸に御滞在を願ったのであって
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
なるほど、それが太子の父王現国王マハラージャであろう。長くひげを生やした、やはり頭布サッファの老王が太子によく似た眼許口許をのぞかせていた。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
私にはそれがどうも滑稽こっけいで今まではカ氏の口から、国王陛下マハラージャ太子殿下ラジクマールが出てくると、眼の前に坐っている黒い氏の顔から想像して
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
判然はっきりしたことはわかりませんが、このことのために国王陛下マハラージャは、わざわざ首府ニューデリーまで印度総督ヴァイスロイを御訪問になって
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
しかし、私の国の総理大臣と父王マハラージャと印度政庁とここの大使館とこの四者間でそう決定してしまったことですから、もう私自身には何とすることもできないのです
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
そのためにゆくゆくは他の王族同様帝国候補生隊インペリアルカデットコープスへ進まるべき父王マハラージャや英国政庁辺の意向に逆らって、断然ヴィルプール本国へ引きこもっておしまいになったということ。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
「現在の印度の王族は阿片オピアムで身を持ち崩し、下層民は無学と無智のために身を亡ぼしています。唯今の小国王ラージャ大国王マハラージャたちのうちで、完全に阿片から救われているものが、何人あるでしょうか?」
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
ごく小さな金の盒であったが、これにも何か宝石いしちりばめてあると見えて、煌々きらきらと輝いていた。「右がマハラージャです」
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)