“こくおう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
国王50.0%
谷王50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それは、けっこうなことだ。しかし、ほんとうにみなみ国王こくおうは、愉快ゆかいおくって、おいでなされるか?」と、いました。
珍しい酒もり (新字新仮名) / 小川未明(著)
きた国王こくおうは、不思議ふしぎのようにおもわれました。自分じぶんには、どうしてみなみくにのような、たのしいことがないのだろうかと、かなしくおもわれたのでした。
珍しい酒もり (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ご苦労くろうだった。無事ぶじにいってこられて、なにより、けっこうのことだ。みなみ国王こくおうは、達者たっしゃでいらせられたか……。」
珍しい酒もり (新字新仮名) / 小川未明(著)
金川門きんせんもんに至る。谷王こくおうけい李景隆りけいりゅうと、金川門を守る。燕兵至るに及んで、ついに門を開いて降る。魏国公ぎこくこう徐輝祖じょきそ屈せず、師を率いて迎え戦う。あたわず。朝廷文武皆ともに降って燕王を迎う。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)