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こくおう
「それは、けっこうなことだ。しかし、ほんとうに
南の
国王は、
愉快に
日を
送って、おいでなされるか?」と、
問いました。
北の
国王は、
不思議のように
思われました。
自分には、どうして
南の
国のような、
楽しいことがないのだろうかと、かなしく
思われたのでした。
「ご
苦労だった。
無事にいってこられて、なにより、けっこうのことだ。
南の
国王は、
達者でいらせられたか……。」
金川門に至る。
谷王橞と
李景隆と、金川門を守る。燕兵至るに及んで、
遂に門を開いて降る。
魏国公徐輝祖屈せず、師を率いて迎え戦う。
克つ
能わず。朝廷文武皆
倶に降って燕王を迎う。