国王こくおう)” の例文
旧字:國王
「それは、けっこうなことだ。しかし、ほんとうにみなみ国王こくおうは、愉快ゆかいおくって、おいでなされるか?」と、いました。
珍しい酒もり (新字新仮名) / 小川未明(著)
きた国王こくおうは、不思議ふしぎのようにおもわれました。自分じぶんには、どうしてみなみくにのような、たのしいことがないのだろうかと、かなしくおもわれたのでした。
珍しい酒もり (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ご苦労くろうだった。無事ぶじにいってこられて、なにより、けっこうのことだ。みなみ国王こくおうは、達者たっしゃでいらせられたか……。」
珍しい酒もり (新字新仮名) / 小川未明(著)