“キツス”の漢字の書き方と例文
ひらがな:きつす
語句割合
接吻100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
繰り返し/\彼は私に接吻キツスした。彼の腕から離れるとき、私が目をあげると、未亡人は眞青まつさをになつて、眞面目な顏をして、呆氣あつけにとられて突立つてゐた。
『そんな容貌かほつきをしたものはまつたこのまん』と王樣わうさままをされました、『それは何時いつでも勝手かつてにわが接吻キツスする』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
などと云つて、僕の手を執つて、何度か接吻キツスしたりするんだぜ。そして君、ぴつたり凭せてゐるその柔かい肩の肉から、ないじやくりが僕の體に傳はつてくる氣持なんてないんだ。
S中尉の話 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)