“イクサ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:いくさ
語句割合
57.1%
軍衆28.6%
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
劉璋リュウショウノ暗弱ヲ以テシテモ守ルニ足レリ。今、イクサヲ挙ゲテ遠征シ転運万里、全功ヲ収メント欲シ、呉ツトイエドモソノヲ定ムルコトアタワザラン。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
黄泉醜女ヨモツシコメの黄泉軍衆イクサというのも、死の国の獰猛どうもうな女の編成した、死の国の軍隊ということである。いざなぎの命が、あれほどに困らされた伝えのあるのも、祖先の久しい戦争生活から来た印象である。
最古日本の女性生活の根柢 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
正行マサツラ正時マサトキ和田新発智ワダシンパチドウ新兵衛シンベエ以下兵百四十三名、前皇ゼンコウ御廟ゴビョウニ参ッテ、コノタビノイクサニハ左右ソウナク討死ウチジニ申スベキノ由、御暇オンイトマモウシアゲタテマツリ、如意輪堂ニョイリンドウノ板壁ニ、コレ今生コンジョウノ名残リゾト、各〻
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)