“をれふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
折伏100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたりは蝙蝠傘(かうもりがさ)を引(ひ)つ擔(かつ)いで、や聲(ごゑ)を掛(か)けて、卍巴(まんじともえ)を、薙立(なぎた)て薙立(なぎた)て驅出(かけだ)した。三里(さんり)の山道(やまみち)、谷間(たにま)の唯(たゞ)破家(やぶれや)の屋根(やね)のみ、鷲(わし)の片翼(かたつばさ)折伏(をれふ)した状(さま)なのを見(み)たばかり、人(ひと)らしいものの影(かげ)もなかつたのである。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)