“ゑみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
92.2%
微笑7.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくても始末は善しと謂ふかと、をぢ打蹙うちひそむべきをひてへたるやうのゑみもらせば、満枝はその言了いひをはせしを喜べるやうに笑ひぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
汝の名と汝等の状態ありさまとを告げてわが心をたらはせよ、さらば我悦ばむ。是においてか彼ためらはず、かつ目にゑみをたゝへつゝ 四〇—四二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
姉妹きやうだいは顔を見合せて、黙つて微笑ゑみかはした。
出発 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
をあげ、微笑ゑみさへ浮べ、やすらふとき
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)