“れきだい”の漢字の書き方と例文
語句割合
歴代100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然れども軽忽けいこつに発狂したる罪はを鳴らして責めざるべからず。否、忍野氏の罪のみならんや。発狂禁止令を等閑とうかんに附せる歴代れきだい政府の失政をも天にかわって責めざるべからず。
馬の脚 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
此山の標準みちしるべ日本ひのもとの北海へながれきたりたる其水路すゐろ詳究しやうきゆうせんとて「唐土もろこし歴代れきだい州郡しうぐん沿革地図えんかくちづ」により清国いまのから道程みちのり図中づちゆうけんするに、蛾眉山は清朝いまのからみやこへだつこと日本道四百里ばかりの北に在り
〔譯〕歴代れきだいの帝王、唐虞たうぐのぞく外、眞の禪讓ぜんじやうなし。商周しやうしう已下いか秦漢しんかんより今に至るまで、凡そ二十二史、皆武を以て國を開き、文を以て之を治む。