“りろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
理路50.0%
藜蘆50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頭腦づなう比較的ひかくてき明暸めいれうで、理路りろ感情かんじやうむのか、また感情かんじやう理窟りくつわくるのか、何方どつちわからないが、かくもの筋道すぢみちけないと承知しようちしないし、また一返いつぺん筋道すぢみちくと
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
大島屋唯右衛門家に投宿す。時已未後なり。此辺酸棗木さんさうぼく(小なつめ)蔓生の黄耆わうぎ(やはら草)多し。民家に藜蘆りろ(棕櫚草)をううるもの数軒を見る。おほよそ信濃路水車おほし。此辺尤多し。又一種水杵すゐしよあり。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)