“りやく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:リヤク
語句割合
利益73.3%
24.4%
利験2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「術、術でありますよ。術というものは、恐しい利益りやくのあるもんでなあ。ほれね、出ますだろう? なかなかふんだんに出ますわなあ」
日は輝けり (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
ちょっとたゞけでは、わかつたようでわからぬうたです。おなじようなかさなつてゐると、自然しぜん片一方かたいつぽうほうは、一部分いちぶぶんりやくする習慣しゆうかんがあります。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
まさしく観世音の大慈の利験りやくに生きたことを忘れない。
縷紅新草 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)