“りす”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:リス
語句割合
栗鼠97.5%
木鼠1.6%
栗鼡0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼のすがたが、栗鼠りすみたいに帆柱へ駈け登ってゆくと、彼を知る彼の仲間のかんかん虫たちは、こぞって拍手と歓呼を下から送った。
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この森の感じを一層強めるものは、木鼠りすと小鳥たちである。木鼠は、多分原始林時代から居残ったものであろうが、もうすっかり人間にれて、餌をやると、つい目と鼻のところまでやってくる。
ウィネッカの秋 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
そうしていばらだのはぜだの水松みずまつだの、馬酔木あしびだの、満天星どうだんだの這い松だのの、潅木類は地面を這い、さぎうずらきじふくろたかわしなどの鳥類から、栗鼡りす鼯鼡むささび𫠘いたちまみ、狐、穴熊、鹿などという
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)