“よから”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
不良50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と答うれば、戸をひらきて、医師とともに、見も知らぬ男り来れり。この男は、扮装みなり、風俗、田舎漢いなかものと見えたるが、日向ひなたまばゆき眼色めつきにて、上眼づかいにきょろつく様、不良よからやからと思われたり。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
うしなはるゝも口惜くちをしく夫も金子なければ仕方もなし眼前がんぜん此所にあるかねを武士の意氣地いきぢひながら遣ふ事さへならぬとははてどうしたらよからんやと女房お政はくよ/\と女心の一すぢに昔しを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)