“ならず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
無頼40.0%
無頼漢20.0%
不良20.0%
破落戸20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「冬次郎様に戸ヶ崎氏、その門下の清三郎とやら、他に例の三人の無頼ならずが……」
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ただし無頼漢ならず、外伝、新助、勘助なんど、勿体なくも将軍様うえさまを手籠めに、担って駈けて行きました際にも、殿のことゆえ彼らに命じ、将軍様を助け参らせて、柳営ごてんへお帰しいたすものと信じ
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
二人の無頼漢ならずに襲われて、門弟達が散ってしまった。
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
蜆っ貝を目っけながら、二人の不良ならずは城下外れの、盛り場までやって来た。
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そのくせ、心では、(一筋縄ではいけそうもない。……それにこんな破落戸ならず武士、殺したところで。……そうだ、いっそ息の根止めて……)
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)