“やまきた”の漢字の書き方と例文
語句割合
山北100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酒匂川筋の山北やまきた停車場や、吉田島や国府津こうづ停車場で売っている鮎のすしが評判なのもそのためです。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
もしたましひ拔出ぬけいでたらんか、これ一顆いつくわ碧眞珠へきしんじゆに、露草つゆくされるなるべし。ひともしあだあらば、みなやいばつてかたきたん。靈山れいざん汽車きしやせまれり。——山北やまきた——山北やまきた——
婦人十一題 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
香美かがみ山北やまきたの社に祀る神石も、昔この村の人が京の吉田神社に参詣して、神楽岡かぐらおかの石を戴いて帰って来たのが、おいおいに成長したのだといっております。(土佐海続編。高知県香美郡山北村)
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)