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やまかぜ
ふりがな文庫
“やまかぜ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
山風
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山風
(逆引き)
夕方
(
ゆふがた
)
の
空
(
そら
)
には、
一
(
いつ
)
ぱい
雲
(
くも
)
が
亂
(
みだ
)
れてゐて、あちらこちらに
早
(
はや
)
く
飛
(
と
)
び
廻
(
まは
)
つてゐる
時
(
とき
)
に
吹
(
ふ
)
きおろす
山風
(
やまかぜ
)
が、あら/\しく
吹
(
ふ
)
いてゐる。その
目
(
め
)
にも
耳
(
みゝ
)
にも、すさまじい
景色
(
けしき
)
。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
直二と先任将校の乗っている艦上機は、予定通り、近所を航進中の、駆逐艦
山風
(
やまかぜ
)
に救い上げられた。山風は直ちに隊列を離れて、
旗艦陸奥
(
きかんむつ
)
に向けて急航して行った。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
たちまち、
青葉
(
あおば
)
の
上
(
うえ
)
を
波立
(
なみだ
)
っていました
山風
(
やまかぜ
)
が
襲
(
おそ
)
ってきて、この
日
(
ひ
)
がさをさらってゆきました。
日がさとちょう
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
やまかぜ(山風)の例文をもっと
(10作品)
見る
“やまかぜ”の意味
《名詞》
やまかぜ【山風】
山中に吹く風。
山から吹く風、おろし。
夜に山から吹き下ろす風。
(出典:Wiktionary)